【作業療法士ママが徹底レビュー】ビヨンドジュニアのメリット・デメリット|後悔しないハイチェア選び

今回のお悩み相談
- ビヨンドジュニアって人気だけど、なにがいいの?
- 子どもの発達や姿勢によいハイチェアを知りたい!
- ハイチェアは長く使うし、高い買い物だから、失敗したくない!

ハイチェアは種類が多く、それぞれデザインや機能性が違うので、購入するとき悩む方は多いですよね…。
私が息子のハイチェアを選びで重視したポイントは、安全性・機能性・掃除のしやすさ・コスパでした。
特に、子どもの発達を専門とする作業療法士として「良い姿勢で座れるか」は外せないポイントでした。
そんな中、0歳から実際に使っているのが「ビヨンドジュニア」です。
結論、とてもおすすめできるハイチェアでした。
この記事では、作業療法士の視点から、「おすすめできる人・おすすめできない人」を正直に書いています。
購入を迷っている方の判断材料になればうれしいです。
ビヨンドジュニアを徹底レビュー
おすすめ度
| 安全性 | |
| 機能性 | |
| 掃除のしやすさ | |
| スパ |
ハイチェアを選ぶ時に大切にしたポイント
①安全性
ハイチェアは高さがあるため、落下してしまうと大きなケガにつながる可能性があります。
子どもが身を乗り出して椅子が倒れたり、立ち上がった拍子に転落したりしないよう、安全機能がしっかり備わっている椅子を探しました。
②機能性

ハイチェアに必要な機能は、単に「座れること」だけではありません!
私が特に重視した機能性のポイントは次の2つです。
- 良い姿勢を保てるか
食事の姿勢はお口の発達や手の使い方・集中力など、子どもの成長に大きく影響するため、とても大切だと考えています。
ベルトなど姿勢をサポートする機能が備わっているかを重視しました。 - 子どもの成長に合わせて調整できるか
この時期は成長スピードが早いため、体の大きさや姿勢に合わせて細かく調整でき、メンテナンスが簡単に行える椅子を重視しました。
③掃除のしやすさ
特に小さいお子さまの食事中は、どうしても汚れやすくなります。
ご飯や飲み物をこぼしたり、汚れた手であちこちを触ったりするのは日常茶飯事です。
食事は1日に何度もあるため、そのたびに掃除に時間を取られるのは避けたいと思っていました。
そこで、簡単に汚れを拭き取れて、清潔を保ちやすい椅子を探しました。
④コスパ
これまで挙げたポイントを満たしつつ、価格面も重視して選びました。
やはり、同じ条件であれば価格は抑えられるに越したことはありません。
また、ハイチェアによってはクッションやベルトなどの付属品を別途購入しなければならない商品もあります。
私としては、必要なものが最初から一式そろっているコスパの良い商品を選びたいと考えていました。

これらのポイントを軸に、さまざまなハイチェアを比較・検討した結果、最終的に選んだのが「ビヨンドジュニア」でした。
ビヨンドジュニアを実際に使ってみた感想
①安全性|
安定感と安全機能は大満足
- ビヨンドジュニアはベースが木製で、全体にしっかりとした重さがあります。
息子が手を伸ばしたり、多少身を乗り出してもぐらつかず、安心して使えます。 - 5点式ベルトで体幹をしっかり固定できます。
さらに、テーブルの奥行きが2段階で調整できるため、息子の体に沿った位置に設定できました。
その結果、立ち上がったり身を乗り出したりする場面はほとんどありません。

安全面への心配が減ったことで、食事介助をすることや息子と一緒にご飯を楽しむことに、より集中できています。
②機能性|
姿勢サポートと調整のしやすさが魅力
い姿勢を保つための機能
- 5点式ベルトとテーブル構造により体幹がしっかり支えられます。
- 座面クッションは滑りにくく、お尻が安定しやすいです。
- 足置きの高さを調整できるため、足裏をしっかりつけることができます。

子どもが機嫌よく食べてくれるだけで、本当に助かります!
食事時間が長い時期だからこそ、親子で楽しく食べられることが大切だと感じています。
調整のしやすさ
- テーブルの奥行き調整・座面と足台の高さ調整は、ワンタッチで行えるため、とても簡単です。
- ベルトは、5点式から3点式へ、最終的には外すこともできるため、子どもの成長に合わせて簡単に調整できます。

工具が必要な商品も多い中、調整の手軽さは大きなメリットだと感じます。
一方で、デメリットもあります。
- 座面の奥行き調整ができない
奥行きが合わないと姿勢が崩れやすいため、我が家では背中にジョイントマットを挟んで調整しています。 - 足が足置きに届かない時期がある
息子は1歳半頃まで足が届きませんでしたが、こちらもジョイントマットで対応しました。
③掃除のしやすさ|
テーブルは簡単、細部はやや手間
- テーブルカバーが付いているので、テーブル部分はとても掃除しやすいです。
- 普段は拭くだけで十分きれいになりますし、汚れがひどい場合は簡単に取り外して洗うこともできました。
一方で、デメリットもあります。
- ハーネスや調整機能がある分、溝や段差が多く汚れが溜まることがあります。
- 取り外して掃除はできますが、細かい部分まで毎回綺麗にするには手間だと思います。

汚れ方はお子さまによって差があると思います。
我が家では比較的落ち着いて食べてくれるため、汚れは少く感じますが、動きの多いお子さまの場合は違った印象になるかもしれません。
④コスパ|
必要なものが一式そろっていて高コスパ
- ベルト・クッション・テーブル・テーブルガードなどのアイテムがすべて最初からそろっています。
- 別で買い足したものは、姿勢調整用の100円のジョイントマットのみです。
- ビヨンドジュニアは価格が3万円前後ですが、同じように姿勢サポートや安全機能がそろったハイチェアの中では、最も価格が抑えられていると思います。
一方で、デメリットは、
- 1万円前後のハイチェアも多く販売されているため、機能性を重視しない方にとっては、やや高く感じるかもしれません。
- お子さまが成長して姿勢をしっかり保てる場合、これらの機能が不要な可能性があります。

息子は0歳から使っていますが、不要だと感じたものは1つもなく、どのアイテムも欠かせない存在でした。
我が家にとっては価格以上の価値があったと感じています。
まとめ|ビヨンドジュニアはこんなハイチェア
メリット/デメリット
おすすめできる人
- 0〜3歳頃から使い始め、成長に合わせて長く使えるハイチェアを探している
- 抜け出しや転落のリスクをできるだけ減らし、安全性を重視したい
- 食事中の姿勢を大切にし、落ち着いて食べられる環境を整えたい
- 毎日の手入れが負担にならないハイチェアを使いたい
- 必要な機能を買い足すことなく、最初から一式そろったハイチェアを選びたい

「うちも当てはまるかも」と感じた方には、満足度の高い選択になると思います!
ビヨンドジュニアのある生活
ビヨンドジュニアは家族の食事時間を楽しく、ラクにしてくれる椅子でした!
① 姿勢が気にならない、楽しい食事時間
「また姿勢が崩れてる…」「座っていてくれない…」
そんな悩みが減り、姿勢を気にしなくていい食事時間になりました。
その分、お子さまとの食事や会話を楽しむ余裕が生まれます。
② お口や手の発達を促し、集中できる食事時間
姿勢が安定すると、食べることや手を使うことに自然と集中しやすくなりました。
お子さまが機嫌よく食事に向かえることで、お口や手の発達につながる時間が積み重なっていきます。
③ 忙しいママ・パパにやさしい、簡単お手入れ&メンテナンス
「掃除が大変だから汚さないで…」「椅子の調整が面倒…」
そんなストレスが減って、気持ちがラクになりました。
ママ・パパがラクになると、家庭の雰囲気もよくなります。
さいごに
アウトレット品のおすすめ

そうはいっても、3万円の椅子はちょっと高いなぁ・・・

すごくわかります!私も購入するときはかなり悩みました。
そこで、私が実際に選んだ方法をひとつご紹介します。
それが、ビヨンドジュニアのアウトレット品です。
アウトレットは正規品より約4千円安く、2万円台で購入できます。
未使用品で、機能性にはまったく問題がないとのことなので、アウトレットに抵抗がない方には特におすすめです。

届いた椅子は、どこがアウトレットなのかわからないほど綺麗で、
「これはお得だったな」とうれしく感じました。
ビヨンドジュニア(アウトレット品)
ビヨンドジュニア(正規品)
後悔しないハイチェア選びのために
いかがでしたか?
姿勢が安定するだけで、食事の時間は驚くほど変わります。
今回紹介したポイントを参考に、ご家庭で大切にしたいことを整理することで、
きっと納得できるハイチェアに出会えるはずです。
この記事が、後悔のないハイチェア選びの参考になればうれしいです。

他にも気になることがあれば、お気軽にコメントしてくださいね。
